ペットの「お薬飲めない」を解決!獣医師が処方するオーダーメイドの調剤薬とは
- Miho Nagata
- 9月2日
- 読了時間: 4分

大切なペットの健康のために、獣医師から処方されたお薬はきちんと飲ませたいもの。しかし、「錠剤が大きすぎて飲んでくれない」「苦いのか、すぐに吐き出してしまう」といった悩みを抱える飼い主様は少なくありません。
市販されているお薬では用量や形状がペットに合わない、そんな時に役立つのが「コンパウンディング(調剤)」という方法です。今回は、ペットに合わせたお薬をオーダーメイドで提供する、コンパウンディングについて詳しく解説します。
コンパウンディング(調剤薬)医薬品とは?
コンパウンディングとは、獣医師の処方箋に基づき、個々のペットのニーズに合わせてお薬を調合することです。調剤を専門とする薬剤師が、ペットの体重に合わせた最適な用量に調整したり、剤形やフレーバーをカスタマイズしたりします。
例えば、錠剤を飲み込むのが苦手な子のために、お薬を液体や噛んで食べられるチュアブルタイプに変えたり、チキンなどの風味を加えて飲みやすくしたりすることが可能です。
市販薬と調剤薬の違い
市販薬は、多くの動物に使えるように標準的な用量・形状で大量生産されています。一方、コンパウンディング医薬品は、特定のペットのためだけに作られる「オーダーメイド」のお薬です。風味付けの追加など、ペットが喜んで服用してくれるような工夫も可能です。
調剤薬の安全性は?
MYU MEDICAが提携する米国の調剤薬局は、PCAB®(薬局調剤認定委員会)の認定を受けており、清潔で安全な環境で医薬品が調合されています。さらに、業界標準の3倍以上も厳格な品質基準を設けることで、極めて精密な用量調整を実現し、体の小さな動物や細やかな調整が必要な治療においても、最適な効果が期待できます。
コンパウンディング(調剤薬)医薬品の8つのメリット
ペットの治療において、コンパウンディングがなぜ有効なのでしょうか。その主なメリットを8つご紹介します。
最適な用量にカスタマイズ
市販薬では対応できない、ペットの体重や状態に合わせたきめ細やかな用量調整が可能です。
美味しいフレーバー
ペットは味に敏感です。お薬にチキンなどの好みの風味を加え、おやつのように喜んで飲んでもらえるよう工夫できます。
飲みやすい形状への変更
錠剤が苦手なペットのために、液体、チュアブル、外用ジェルなど、投与しやすい形状に調合します。
複数のお薬を一つに
複数の薬を服用する必要がある場合、一つにまとめることで投薬の手間を減らし、飼い主様の負担とペットのストレスを軽減します。
アレルギー成分の除去
市販薬に含まれる特定の成分にアレルギーがあるペットでも、その成分を除いて調合できるため安心です。
製造中止・入手困難な薬の確保
製造中止や欠品になったお薬でも、同じ有効成分を使って再現し、必要な治療を継続できます。
特殊な病気の治療
特殊な病気で市販薬がない場合でも、獣医師がペットの状態に合わせて最適な薬を処方できます。
投薬の成功率アップ
お薬が飲みやすくなることで、飼い主様が最後まで確実に投薬でき、治療効果の向上が期待できます。
よく調合されるペットのお薬の例
実際に、以下のようなお薬がコンパウンディングで多く処方されています。
メチマゾール
プレドニゾロン
ガバペンチン
メトロニダゾール
フルオキセチン
ドキシサイクリン
ウルソジオール
アムロジピン
オメプラゾール
ピモベンダン
MYU MEDICAにご相談ください
MYU MEDICAは、獣医師の処方箋に基づき、米国の高品質な調剤薬局からコンパウンディング医薬品を輸入するサービスを提供しています。ペットの投薬に関するお悩みや、市販薬では治療が難しいとお困りの場合は、まずかかりつけの獣医師にご相談ください。その上で、MYU MEDICAのサービス利用についてご検討いただければ幸いです。
私たちは、ペットと飼い主様の負担を少しでも減らし、より良い治療の選択肢を提供することを使命としています。
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